急性腎障害(AKI)の原因疾患

①腎前性
体液量・有効循環血漿量の減少;下痢や嘔吐、出血、急性膵炎、肝硬変、ネフローゼ症候群、利尿薬、尿崩症など
心拍出量減少;心不全、不整脈、肺塞栓症
末梢血管の拡張;敗血症、アナフィラキシーショック、降圧薬
腎動脈閉塞・狭窄;大動脈解離、腎動脈血栓
腎血管の収縮;肝腎症候群、NSAIDs、シクロスポリン、タクロリムス
輸出動脈の拡張;ACE阻害薬、ARB

②腎性
血管障害;結節性多発動脈炎、強皮症、悪性高血圧、溶血性尿毒症性症候群、血栓性血小板減少性紫斑症、抗リン脂質抗体症候群、コレステロール塞栓症
糸球体障害;急速進行性糸球体腎炎、急性糸球体腎炎
急性間質性腎炎;薬剤アレルギー、急性腎盂腎炎
急性尿細管障害;腎前性の長期持続、アミノグリコシド、ヨード造影剤、横紋筋融解症、溶血、蛋白性尿細管閉塞、血漿性尿細管閉塞

AKIの精査で腎臓癌を経験したこともあるためそれも鑑別に入ると思います。

③腎後性
後腹膜線維症、悪性腫瘍、前立腺肥大症、前立腺がん、神経因性膀胱、尿胃管結石、尿肝腫瘍

参考文献
AKI治療の実際.阿部雅紀編.日本医事新報社

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